「雨が降る前から、もう腰が重いんですよ」。秋雨や台風の季節になると、こうしたお声をよく聞きます。大阪・玉造の腰ひざ専門よしかわ整体院、院長の吉川祐介です。

先に結論をお伝えします。研究を見るかぎり、「気のせい」とは言い切れないけれど、「天気だけのせい」でもない、というのがいちばん正確です。
天気が痛みに影響する人はいるかもしれません。ただ、その影響は大きくなく、むしろ雨の日の過ごし方や、ふだんの体のクセのほうが大きく関わっている、と当院では考えています。
天気と痛みの関係は、世界中で何度も調べられてきました。代表的なものを3つご紹介します。
つまり、長く続く関節の痛みがある方の中には、じめじめして気圧の低い日に痛みを感じやすい人がいるかもしれません。一方で、腰痛については、天気との関係ははっきりしていません。
「気圧が下がると自律神経が乱れて痛む」という説明もよく見かけますが、研究でははっきりと確かめられていません。当院では、確かめられていないことを言い切らないようにしています。
当院では、天気そのものより、雨の日に起きている生活の変化が大きいと考えています。
また、「雨の日は痛い」と思っていると、痛かった日が雨だったことは記憶に残り、雨でも痛くなかった日は忘れてしまいがちです。これは誰にでもあることです。
そしてもうひとつ。雨の日は、ふだんなら気にならない体のクセが表に出やすい日でもあります。片足にばかり体重を乗せて立つ、ひざを少し曲げたまま立つ、背中を丸めて歩く。右と左の使い方の差が大きい方ほど、動かない日に負担が片側に集まりやすくなります。
秋は、1日の中で気温が大きく変わる季節です。朝は上着がいるのに、昼は暑くて脱ぎ、夜はまた冷える。

気をつけたいのは、朝の冷えで体がこわばったまま動き出すことです。ぎっくり腰のきっかけを調べた研究でも、痛みが出やすい時間帯は朝7時から正午まででした。
朝の動き出しについては、ぎっくり腰の記事の「布団の中でできる3つの動き」もあわせてどうぞ。
雨の日に大切なのは、天気を変えることではなく、動かない時間を減らすことです。
天気予報で雨とわかったら、「腰が痛くなる日」ではなく、「家の中で体を動かす日」と考えてみてください。
次のような場合は、天気のせいにせず、医療機関で診てもらってください。
当院では、雨の日に重くなるという方には、痛む場所だけでなく、ふだんの立ち方・歩き方を確かめます。
力任せに押したり、バキバキ鳴らしたりする施術ではありません。腰痛については慢性腰痛のページに、ひざについてはひざの痛みの記事に、通院回数と料金の考え方は料金ページにまとめています。
「天気のせいだから仕方ない」とあきらめる前に、一度、天気が悪い日に出やすい体のクセを見せてください。
※ この記事は一般的な体の仕組みと研究結果についての説明であり、診断や治療効果を保証するものではありません。感じ方や変化には個人差があります。痛みが強い場合や上記のサインがある場合は、医療機関にご相談ください。
天気によって痛みが少し変わりやすい人がいる可能性は、研究でも示されています。ただ、その影響は小さいものです。2〜3週間、痛みが強かった日と、その日の天気・歩いた量・睡眠をメモしてみてください。天気よりも、動かなかった日や寝不足の日と重なっていることがよくあります。
冷えて体がこわばっているときは、湯船につかるなどして温めると楽になる方が多いです。ただ、腫れや熱っぽさがあるときは、無理に温めないでください。
軟骨そのものには痛みを感じる神経がなく、痛みはひざのまわりのやわらかい組織から出ていることも多くあります。くわしくは、ひざの痛みの記事をご覧ください。
頭痛やめまいなど、腰やひざ以外の体調の変化は、整体の範囲を超えることがあります。続く場合や強い場合は、医療機関にご相談ください。
初回 検査&整体コース(60分)4,800円(税込)
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