「マッサージに行くと、その日はすごく楽なんです。でも、次の日にはもう元どおりで」。腰や肩のつらさで来られる方から、本当によく聞くお話です。大阪・玉造の腰ひざ専門よしかわ整体院、院長の吉川祐介です。

痛い所を揉んでもらうと、その場の筋肉の張りはやわらぎ、体は軽く感じます。それなのに、翌日や数日後には元どおり。この理由は、痛む場所が、負担の出どころとは限らないからです。
たとえば、足首や足の裏が硬くなると、歩くときの衝撃をうまく吸収できず、そのしわ寄せがひざ、股関節を通って、腰にまで届くことがあります。このとき、痛む腰は、いわば負担を押しつけられた「被害者」です。被害者だけをいくらほぐしても、負担を生んでいる側が変わらなければ、また同じところがつらくなります。

筋肉が張るのには理由があります。よくあるのが、毎日のくせによる、右と左の使い方の差です。
こうしたくせが続くと、片側の筋肉は働きすぎて張り、反対側は使われずに弱っていきます。揉んで張りをゆるめても、くせがそのままなら、筋肉はまた同じように張ってきます。
強く揉んでもらった数時間後から翌日にかけて、揉まれた場所が痛む、だるい、重い。これがいわゆる「揉み返し」です。
「好転反応だから大丈夫」と言われることもありますが、良くなっている証拠とは限りません。強い刺激で筋肉に負担がかかり、痛みやだるさが出ていることもあります。多くは1〜2日で落ち着きますが、何度もくり返す場合は、刺激が強すぎるのかもしれません。
また、強い刺激に慣れてくると、同じ強さでは物足りなくなり、「もっと強く」を求めるようになりがちです。強さだけを上げていく通い方は、あまりおすすめできません。
当院では、力任せに押したり、骨を鳴らしたりはしません。呼吸に合わせて、やさしく動かしながら整えていきます。
ご自身でほぐしたり、マッサージ器を使ったりするときも、同じ場所を長く強く押し続けないでください。短い時間で、気持ちよい程度にとどめ、ほぐしたあとに少し体を動かすのがおすすめです。
腰痛の診療ガイドラインでも、マッサージなどの手技は、単独ではなく運動と組み合わせることが勧められています(くわしくはマッサージ・整体・病院の違いの記事に)。
「右と左で脚の長さが違うので、中敷きで高さをそろえています」という方もいらっしゃいます。数万円するオーダーメイドの中敷きを作られた方もいます。
当院の考えとしては、中敷きで脚の長さをそろえることには慎重です。脚の長さの見た目の差は、骨の長さだけでなく、骨盤の傾きや筋肉の張り方、体重のかけ方でも変わります。体の使い方による差が残ったまま高さだけをそろえても、負担のかかり方は変わらないことがあるからです。
研究でも、腰痛の予防について多くの研究をまとめた報告では、靴の中敷きだけでは、腰痛を防ぐ効果は見られませんでした。脚の長さの差を中敷きで補うことの効果も、はっきりとはわかっていません。ただし、医師から処方された中敷きは、自己判断でやめずに医師に相談してください。
当院では、痛む場所をほぐすだけで終わらせず、負担の出どころを探します。
検査と施術の考え方は検査と施術の考え方の記事に、通院回数と料金の考え方は料金ページにまとめています。揉んでもすぐ戻る、をくり返している方は、一度、痛む場所以外を見せてください。
※ この記事は一般的な体の仕組みと当院の考え方についての説明であり、診断や治療効果を保証するものではありません。感じ方や変化には個人差があります。痛みが強い場合やしびれがある場合は、医療機関にご相談ください。
「好転反応」と言われることもありますが、良くなっている証拠とは限りません。強い刺激で筋肉に負担がかかり、痛みやだるさが出ていることもあります。何度も揉み返しが出る場合は、刺激の強さを見直してください。
その場所をさらに揉むのは避けてください。多くは1〜2日で落ち着きます。痛みの出ない範囲で普段どおりに動き、ゆっくり休んでください。何日も続く、腫れや内出血がある、しびれが出た場合は、医療機関で診てもらってください。
いいえ。疲れを癒やしたい、気持ちよくなりたい、という目的なら、マッサージやリラクゼーションは大切な時間です。ただ、同じ痛みがくり返している場合は、張る理由を確かめることもあわせて考えてみてください。
医師から処方された中敷きや装具は、自己判断でやめずに、医師に相談してください。当院では、中敷きでそろえる前に、体の使い方による右と左の差がどのくらいあるかを確かめています。
初回 検査&整体コース(60分)4,800円(税込)
カウンセリング・姿勢撮影・検査・施術・セルフケア指導まで、すべて院長が担当します(通常11,000円)